2020年10月16日付日経MJ新聞にて「お抹茶いっぷく」ご紹介いただきました!

ストーリー

美心禅茶シリーズでは、「お抹茶時間」を彩るアイテムも取り揃えています。
日本がお世界に誇る匠たちによって一つ一つ丁寧に手作りされた、日常使いできる道具たち。
本物だからこそ、「大切にしたい、丁寧に扱いたい」。そんな気持ちが芽生えるはずです。

 

美心LABは京都宇治の「山政小山園」様のお抹茶

■江戸時代から続く老舗 

日本最古の茶の生産地の一つであり、高級茶の代名詞である「京都宇治」で江戸時代から続く老舗。江戸時代といえば、お殿様への献上など命を懸けた真剣な味の追及を窺い知れる。 

「美味さ、ありき」を掲げ、機械や数値ではなく、100年以上続く伝承技術で理想の味を追求する茶問屋。
100%自然由来の食品である抹茶は大変シンプルな食品であり、美味しい抹茶をつくるためには、栽培や原料茶葉の特徴まで熟知することが必要。山政小山園は自社農園をもつ数少ない抹茶メーカー。茶栽培から挽き上げまで一貫して行うことにより、品質の高い抹茶の製造に努めている。

【特徴】

  1. 手摘み 

茶葉の収穫には「手摘み」以外にも「機械による刈り取り」がありますが、美心LABで扱うお抹茶は京都・宇治で育てられた新芽だけを人の手で丁寧に扱われた手摘み茶葉のみです。

手摘みの碾茶(てんちゃ)(覆下栽培した茶葉を揉まずに乾燥した茶葉、石臼で挽くと抹茶になる原料葉)は味も良く最高級品です。

  1. 選定・審査は五感を研ぎ澄まして 

機械や数値に頼るのではなく、伝承技術をもって、五感を研ぎ澄まし、茶葉の色合いと香気、風味や手触りを確かめ、理想とする味を実現するため、原料茶葉の選定、調合作業を繰り返します。山政小山園ではこの大切な品質審査を社長自ら行っています。「美味しさ、ありき」の信条の現れです。

  1. 石臼でじっくり 

碾茶を抹茶にする際、機械で粉砕するものもありますが、美心LABでお取り扱いするお抹茶は石臼で丁寧に挽き上げられています。お抹茶の美しい色と風味を引き出すためには最適な速度があり、1時間に約50gしか精製することができません。石臼挽きのお抹茶が高級品と呼ばれる由縁です。

 


 

お抹茶を点てる際の必需品茶筌
奈良高山地域でのみ、室町時代から500年に渡り受け継がれてきた伝統の技。
一子相伝で伝えられてきたその技も、現在では十数件しか残っていません。

一本の茶筅が完成するまでに要する歳月は、約2年。竹を選別するところから始まります。最終工程まですべて手作業なので、1日わずか数本しかできません。
美心LABでお取扱さえていただくのは、高山茶筌伝統工芸師であり奈良県高山茶筌生産協同組合長の久保恭典先生が当主を務める竹筌堂さんの茶筌。

一本の竹を割いて削るという繊細な作業を何度も積み重ねて完成に至る茶は、まさに芸術品です。
その工程は本当に美しく、いつまででも眺めていたくなるものです。

そして、このストーリーを知ることで、一つの茶筌を大切に大切に扱いたいと思う。その心がお抹茶の味にも反映されるのではないかと思います。


 

 土に華を咲かせ、心に華を咲かせる陶芸術

京都清水焼の伝統工芸士、三代目陶楽先生。独自の審美眼で作り出される他に類を見ない優美な作品たち。土を捏ね、生地を作る。そこに、同じく土から作られた印華を何種類も組み合わせて一つ一つ丁寧に施していく。そこに釉薬をかけ、窯で焼き、を繰り返していく。作品によってはその工程を繰り返し、さらに一部の作品は繊細に金を入れて完成をさせていく。

陶楽先生は「土に華を咲かせ、心に花を咲かせる」をモットーに作陶されています。京都で生まれ、京都で人生を歩まれている先生の根底からあふれる「京の美」が作品に映し出されている。先生とお話する度にその辺りを感じます。京ことば「はんなり」がしっくりきます。

お茶碗を持った時、掌にしっくりと馴染み、お抹茶を飲むと、唇にすっとおさまる飲み口。そして軽さ。熟練のなせる技を随所に感じていただけると思います。

暮らしの中で楽しむお抹茶時間